玄関は家の顔ということになっています。
下足棚の上に花を飾ったり、絵や写真をかけて体裁を取り繕ったりします。
玄関に限らず綺麗であることに越したことはないのですが、見栄えを取り繕えば良いというわけでもなく、玄関はむしろ他の部屋よりも乱暴に使われることを想定しながら考えなくてはなりません。
今回は、日頃の使い勝手も踏まえた上で、玄関を綺麗にまとめる解決方法を紹介します。
下足箱(生活物を収納する)
オシャレは足元から!と言います。ファッションに拘るほど足元を飾る靴の数は増えていきます。靴を収納する下足箱は出来るだけ大きく作りたいものです。
靴だけではありません。靴を磨くブラシや雑巾、クリームも必要でしょう。
最近では玄関に水を撒くことも少なくなりましたが、せめて砂を掃き出すホウキくらいは収納しておきたいもの。
傘をかけるスペースもあると優しいですね。
今やインターネットで買い物をする時代。宅配便を受け取るときのハンコを入れる引出しもあると便利でしょう。
下足箱のカウンターが、ポスト口から入れられたハガキを受ける棚を兼ねられれば、ハガキが土間に落ちることを防ぐことも出来ます。
下足室(シューズクローゼット)
下足箱だけではとても足りない!!と思った人でスペースに余裕がある人は、家族専用の下足室を配置すると便利です。
ゴルフバッグやスノーボードやスキーの板もほったらかしでOK!!
コート掛けを設えれば、水滴の残ったコートも室内へ持ち込まずに済みます。
ここで注意したいのは、玄関との大きさのバランスです。
収納したいがために下足室を大きくして、人の為の空間よりもコストをかけてしまうのは本末転倒ではありませんか?
手洗い
コロナ感染が世界的に起こった影響もあり、玄関に手洗いを設けたいという要望が多くなりました。
設計時に小さなお子様がいらっしゃるご家庭でその傾向があります。
しかし玄関は、来訪者が必ず入る空間で、どんな人にも見られる場所でもあります。
水で濡れっぱなしのカウンターや濡れたタオルまでも、回覧板を持ってきたご近所さんに見られると思うと、、、。
生活感を感じさせる手洗いは、家族だけが使う裏玄関や下足室、せめて玄関からは見えない位置に追いやるのが得策です。
手洗いに水滴が付いていては、、、💦 |
まとめ
玄関での実用的な設え方を3つ紹介しました。
生活物を綺麗に始末できて初めて、玄関は美しい顔になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!!(^o^)/
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