こんばんは~(^O^)/
『男子厨房に入るべからず』なんてもう古い!
今日は、読書感想文です。
-人と暮らしと、台所-(NHK出版)
”食事”の時が一番”家族という存在を実感できる時間”ということに気が付き、
「住宅の核は厨房にあり!」
なんて思ったりもして、台所から展開する暮らしってどんなだろうと思って手に取りました。
非日常を愉しむよりも、家族の日常を大切にしたいという人、キッチン周りを豊かにした人向けに、『趣味どきっ!』というNHKの番組で使われたテキストです。
流れるように、よどみなく -料理研究家 有元葉子さん-
(本文引用)
-それなら、片付けや収納の秘けつは?
(引用ここまで)
住宅を計画するときに出る要望第1位!
「収納をたくさんつけてほしい」
私は必要と思われる分の収納以外は、設計しないようにしています。
それでいつも「収納少ないわ~。」なんて言われるのですが、そう言う人に限って設えた収納を使っていない!!
せっかくお金をかけたにもかかわらずです!!!
そして、処分すればいいのにと思うものが表に出て空間をめちゃくちゃにしています。
(本文引用)
もののチョイスをしっかりし、必要なものだけを持つのが「整理」
チョイスしたものを使いやすい場所に収めるのが「収納」
道具を使ったら、元の収納場所に戻すことが「片付け」
すっきり片付いた場所を拭き清めるのが「掃除」
(引用ここまで)
たしかに写真を見ると、決して収納が多いわけではないですが、
スッキリと気持ちが良いキッチンになっています!
収納写真もたくさんあるので、是非参考に!
家族の居場所 -陶芸家 大谷哲也・桃子さん-
対面キッチンで、間口がなんと6m、そして奥行き3mとのことです。
たしかに広い!
理由は5人家族の全員でキッチンに立つからだそうです。
(本文引用)
自分たちの家を建てようと決めたときのテーマは「台所に住む」でした。
「人柄や暮らしぶりが一体となって作品に表れているような暮らしがしたかった。」
(引用ここまで)
職住一体の生活がテーマとなった、陶芸家らしい家づくりのテーマだと思いました。
家づくりのテーマは大切です。
単に家事動線とか性能とかの前に、家族がどうありたいかを考えて家づくりをするべきです。
目的があって手段があるわけですから。
大谷さんのセクションで一番好きな一文
家族の新しい文化が生まれる。
それが最も表れるのが台所。」
遊び心を忘れない -建築家 中村好文さん-
自称建築家なので、この人をお話しないわけにはいきませんね。
紹介されていたのはオフィスの台所。
中村さんの事務所では、昼食を当番制で誰が作るかを決めて、みんなで食べるそう。
中村さんは家具からなにまでデザインする建築家。
その様子はまさに「フラティーノ」という言葉にふさわしい
光景でした。
ピカに磨くのは若い修道士の役目だったことから、食卓の特大テーブルのことをそう呼ぶのだそうです。
楽しい食事の時間がある家庭は、きっと幸せな家族だと思います!
子どもを育む -料理研究家 コウケンテツさん-
(本文引用)
「食卓は、みんなでつくっていくものなんだなぁとおもいました。」
(引用ここまで)
(本文引用)
まずは何かを混ぜたり、包んだり、「ひとつの工程」から任せています。
と役に立った感謝を伝えると、達成感が得られて自信につながります。
(引用ここまで)
今度子どもたちと一緒に台所に立ってみたい!そう思えるセクションでした。
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「自分も理想のキッチンが欲しい!!」でした。
そして、
そう思える一冊でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!!(^o^)/
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