先週、ANNEX01の建て方工事が行われました。
建て方とは、建物の骨組みを造りあげる建築工事の中の一大イベントです。
やはり塀に囲まれた敷地内では、材料を近くに搬入するのも一苦労のようです。
塀を超えての材料搬入の様子。 |
とくに下は建物や塀、上は電線がある場所では
見ている自分もヒヤヒヤものでした。
レッカーの運転手さんの腕には感激しました。
骨組みが立ち上がりました。 |
さすがに平屋だと早いですね。
一日で床断熱材、屋根下地まで工事が進みました。
小屋組みの様子 |
屋根垂木もかかりました。 |
床断熱材です。 |
屋根下地ルーフィング |
床の断熱材をはじめ、次世代省エネ仕様となっています。
とくに床断熱では根太レス工法とよばれている工法を用いて
床下メンテナンス用の空間をできるだけ高くとり、
また、根太による断熱欠損をできるだけ避けています。
内部からの様子。 |
木造での軸組みで重要なのは、柱・梁部材の大きさはもちろんのこと、
地震に抵抗する力を発揮する筋違いや火打ち梁です。
(写真上で斜めに入っている板材と、天井内部分に斜めに入っている短い角材)
木造軸組み構造では地震に対して接合部の形状維持耐力が弱く、
筋違が少ないとおおきな地震に耐えることができません。
筋違いや火打ち梁がフレームの転倒を抑える働きをします。
最近では、特殊な接合部を用いて耐力を発揮し、
筋違いを用いない木造フレームも開発されています。
木造フレームは主に車庫や開口部のおおきな店舗などに向いています。
いよいよ工事も本格的になってきました。
このあと外壁下地シート張り、屋根仕上げ工事、サッシ取り付けに入っていきます。
このあとは細かな取り決めが多くなってくるので、
建主や工務店との打ち合わせがとても重要になっていきます。
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