おはようございます。
台風一過の一日と言うにはパッとしないお天気です。
今日は目ざましテレビの占いランキングが1位だったので
何かいいことがありそうな予感がします ^^;
先週、わが街高岡では、地元工芸家が主催する高岡クラフト市場街がおこなわれていました。
その中で、高岡大和の屋上にはお茶室も作られており、さっそく行ってきました。
虚象庵の外観です。 地元企業の三協立山アルミさんの外装です。 |
この茶室は ”虚象庵”と名付けられており、
その名の由来は、床の間のお軸にあるように、「嘘のもの」 つまり偽物であつらえたもの。
という意味だそうです。
下の床の間の写真の垂れ壁も大理石に見えますが、実は合板にペイントしたもの。
僕もすっかり騙されてしまいました^^;
ちなみにこの茶室は一畳大目下座床。
客は3人まで入れます。炉はありませんでした。
「嘘」のお軸。 この茶室のテーマです。 |
嘘というと聞こえが悪いですが、今回の茶室のテーマは「少し崩したもの。」という意味で、
茶事ということを意識せず、気軽に楽しんでいただこうということらしいです。
風炉の釜は畠春斎さんの作で、銘は面取釜。
岩のようにごつごつとした表情の釜で、あまり茶事には使わないようなものでした。
茶杓は大振りな茶杓に卵の殻を貼ったモダンなものでした。
このあたりにこの茶席のテーマがうかがえます。
点前の設え。 畳の模様も市松模様と変わっています。 |
路地に見立てた屋上デッキには、 市内の作家さんのオブジェもありました。 |
モダンな茶室は斬新で、出江寛さんの茫々庵を思い出しました。
お茶もお菓子もたいへんおいしゅうございました。
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