自然素材の家づくりに最も重要なこと。

2014年4月21日月曜日

経年検査 建築

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昨日、去年竣工した”陽筒”の




建具一か所の動きがわるいとのことで




経年のメンテナンスにいっていました。




(陽筒については弊社HPに記載>>陽筒



できるだけ職人の手によることにこだわってきた建物で




既製品の内部建具は一切使っておらず、建具職人によって製作しています。




又、それに伴う枠などの部材もすべて自然の木といいますか




大工さんが加工して製作したものです。




自然の木ですから、加工したあとも生きていますので




材の収縮は避けることができません。




不具合はメンテナンスによって調整できますので



自然のものがもたらしてくれるメリットや味わいに比べると



大した問題ではないように思っています。




陽筒は建て主様の自然素材へのこだわりから



自然のもの特有の性質をご理解いただいた上で完成しました。




自然素材の家は経年メンテナンスが最も重要です。



とはいっても、規格品ばかりの家でもメンテナンスの必要性はあります。






インテリアも上手に選ばれていて



関わった私も大変うれしく思っています。










プロフィール

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高岡市新成町3-43, 富山県, Japan
建主より楽しんで家づくりをする建築家です。 建物の設計監理を生業にして25年、独立して12年目になります。 新築のみでなく増改築も承っております。 住宅やオフィス、自動車修理工場、その他工場など幅広く仕事をさせていただいています。

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