すっかり春の兆しが見え始めています。
さて、3/3から3/4にかけて、
家づくり学校の番外編として、三重県を中心に修学旅行にいってきました。
思えば約20年ぶりの修学旅行 ^^;
第一日目は、愛知県長久手町の「ゴジカラ村」
この施設は、託児所や幼稚園、介護施設や老若男女がともに暮らす長屋が
その名のごとく「村」として混在している施設です。
雑木林をそのままに、なるべく自然に手を入れないで建てていく、
自然とともに集まって生活するというのがテーマとなって創られた施設です。
建物は分棟配置であるけれど機能ごとにブロック化されています。
木を伐らないで、建物は木を避けて建てる、
建物の高さは雑木林よりも高くしないというルールの元、
すべての施設が2階、または3階建ての低層で建てられています。
まるで建物が生えているかのようです。 |
分棟化された建物の間も舗装されてなく、
自然のまま、静かな時間がながれていました。
自然に手を加えないルールを守って建てるのは
素晴らしいことだけど非常に難しい。
でもそれが行われたおかげで、建物の間をくぐった後に感じた空への抜け感など
場としての空間の質がとても高く思いました。
幼稚園へと続く歩廊 |
複数ある保育室のひとつ。 手すりにかかっている雑巾がかわいい^^ |
老若男女が生活する集合住宅。 |
写真ではわかりづらいけど、 上への抜け感が素晴らしかったです。 |
介護施設。 のどかな時間が流れる素晴らしい風景でした。 |
自然のまま建てていくと
敷地形状に起伏があったり、木の根っこが地面から出ていたり、
「小さな子供が転んで怪我したらどうするの?!」
などという声が聞こえてきそうな気がしますが
怪我のひとつやふたつ、
子供にとっては勲章みたいなものではないでしょうか ^^;
便利さや、安全だけがすべてではないことを
この「ゴジカラ村」は教えてくれます。
まだまだ旅は続きます!! ^^v
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