東京研修(木材) vol.3

2012年1月12日木曜日

設計、講習、建築

t f B! P L
ながらく更新していませんでしたが ^^;



先月の家づくりの会の続きです。



場所は埼玉県産の木材も扱う金子製材さんへと移動し、



製材工場なるものを見学してきました。



当日はお休みの為、



工場自体は動いてなかったのですが(残念。。。)



材木のヤング係数を測る『グレーディング・マシーン』というものを


初めて見ました ^^



グレーディングマシーンのセット
















一番右端の機械を材木の下にセットして、



左端のハンマーでたたいた音を真ん中の機械で拾って



たたいた音でヤング係数が測定できるそうです。



こんな感じ

















残念ながら実演とはなりませんでした ><;



続いては西川材を扱っておられる『木楽里』さんへ。




こちらでは工房も営んでおられるようで、



工房内には一般の方々が製作された家具などがありました。




こうやって地場の木材を広める活動を積極的に行っておられる姿は見習わないと ^^;




話は横道にそれますが、




木楽里さんに到着した途端におもしろい建物が目に入って



みんなの注目の的になっていました。


















建物の2階の三方が張り出しています。




話を伺うと、この建物はこの地方特有の民家の形態だそうで



1階を住居、2階を養蚕として使われていたそうです。



ただ、1方のみ張り出している民家が多い中、



この民家だけは3方張り出して収益部分を増やしていたそうです。




そういえば砺波の吾妻立ちの古民家も散居村の田園の生活に沿った形態だし、




地域性とはこういうことなんだと実感しました。

プロフィール

自分の写真
高岡市新成町3-43, 富山県, Japan
建主より楽しんで家づくりをする建築家です。 建物の設計監理を生業にして25年、独立して12年目になります。 新築のみでなく増改築も承っております。 住宅やオフィス、自動車修理工場、その他工場など幅広く仕事をさせていただいています。

このブログを検索

注目の投稿

最高の間取りの作り方_vol.1|トイレ編

住宅のプランニング(平面計画)は、敷地や各部屋の大きさなどの物理的な配置と、音や視線、臭いといった感覚的な配置、風や採光などの環境的な配置など、複数の決定要因が絡み合って作られています。 さらには、お隣さんとの距離感や窓の位置、人によっては風水まで気をかける人。 建築家目線で言え...

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ